概況

1、後羿は太陽を射落した

昔々、空に太陽が十個あり、全部は東の天様の息子です。十個の太陽は彼らの母、つまり天様の妻と一緒に東海の岸に住んでいます。彼女はよく十人の息子を世界一番東の東海でシャワを浴びらせる。そのあと，鳥のように木で休ませます。太陽の真ん中に鳥の形象があるから、木が彼らの家となり、九つの太陽は低い枝で休み、残りの一つは梢で休みます。

　　　
夜明けが朝日を迎える時、梢で休んでいる太陽は車に乗って空を通り越します、世間を照らして、光と熱が世界の各地までこぼれ落ちます。十個の太陽は毎日換わり、順番に当番をして、秩序が整然としていて、天地万物が調和しています。人間は大地で幸せに暮らしています。人と人はお隣さん、友達のように生活して、日が出たら耕作し、日が下がったら休み、円満な生活を送っています。人と動物も調和に暮らすことができます。その時、人々が時間、光と喜びを与えてくれる太陽に恩に感じて、よく空へ抜かずきひれ伏します。

　　　
しかし、このような生活が長すぎて、十個の太陽はだんだんつまらなくなり、空を周遊したくて、きっと面白くと思います。それで、夜明けが来るとき、十個の太陽が車に乗り、空を通り越す旅に踏みました。このように、大地の人と万物は耐えられません。十個の太陽は十個の火団のように、一緒に放出した熱量が大地を焦げ、多くの人と動物は焼け死なれました。森にも火がつき、木や作物や部屋などはすっかりなくなってしまいました。大火で残っている人と動物は必死に避難地と水、食物を探しています。

　　　
河は荒れ果て、海は乾上がり、魚類も全部死んでしまう、水中の獣も上岸して食物を盗みました。作物と果園は枯れしぼみ、人と家畜への食物源は断絶してしまいました。人間は太陽の高温で焼かし死なれて野獣の食物となったり、火海で頑張っていて、天の恵みを祈っています。このころ後羿という勇敢な若者がいました。彼は神矢手で、矢法が抜きん出ています。彼は天様に呼ばれ、太陽を駆除する使命を受けました。災難に生きている人間を見て、彼は座視するに忍びなく、残りの太陽を射落することを決めました。それで、後羿は99個の高山を上り、99個の大川を越え、９９本の峡谷を通し、東海に到着して、山に登り、麓には海があります。後羿は宝の弓と神の矢を持って太陽を狙い、すぐ一つの太陽は射落されました。後羿はもう一度弓を引き、矢を射て、二つの太陽は射落されました。これで七つの太陽が残っています。後羿はこれらの太陽がやはり熱く感じて、第三の矢を射まして、一気に四つの太陽を射落としました。それで、後羿は一本あと一本矢を射て、九つの太陽を射落としました。傷つけた太陽は次々と死んでしまいました。彼らの羽はまちまちで地に落ちて、光と熱量は少しずつ消えていました。最後の１個太陽はとても怖くて、後羿の言うどおり、正直に大地と万物に光と熱量を継続して貢献します。

　　　
あれから、この太陽は毎朝東の海辺から登り、毎晩西の山で下がり、世間を暖かくして、万物の生存を保護し、それで人々は落ち着いて生活しています。

2、介子推の話
　　　　　　　　　　　　　　　　
紀元前６５５年、晋国の公子である重耳が父王の寵愛する妃を罪におとしいれました。強いられて士を携えて晋を逃げています。それで流亡の生活が始まりました。それらの士の中に介子推がいます。早期に重耳が逃亡する時期に、服が破してよく食べられません。『韓詩外伝』によって、ある年、衛国へ逃げました。頭須と呼ばれるお供が重耳のすべてのものを盗んだら、山に逃げました。重耳が食べ物がなしに飢えてはならないと、農夫へ物乞いをします。かえって、泥をご飯としていじめられました。それから、重耳が人事不省ほどになると、介之推が自分の股の肉を割って採集した野草と一緒に君主に食わせました。そうしたら、重耳が生きできました。重耳がこのことを知ると、とても感動しました。もしある日、自分が君王になったら、必ず介之推に恩返すと誓いました。重耳は難を遭うとき、重耳がそのように忠誠を尽くしますとはさすが珍しいことです。以上は歴史上の「割股奉君」という話です。

　　　
紀元前６３６年、重耳が晋国王位に登りました。「晋文公」と称されます。その時、彼はたくさんな大臣のお世辞を聞いて、一時に得意になって、ほしいままに封ずりました。介之推がよく勧めても役に立ちませんでした。従って、綿山に隠居することを選びました。晋文公が知った後、すぐに大臣を綿山へ派遣して探しました。しかし、見つけませんでした。晋文公が介子推を参上させるために一本だけ道をあけさせて、山を焼き払うことを決めました。意外に風が大きく火が数百里へ伸びました。三日後、晋文公が山へ行って見つけました。介子推と彼の母が火海に死んでしまいました。介子推の焼死を悼みに、重耳は今月が火を使わず、冷たい食事をするという命令が下ろしました。これは寒食節となります」。

3、珏山吐月

大昔、毎年八月中秋の夜、麓の青蓮寺のなかの款月亭で観望するとき、大きな満月が珏山の双峰の間に出てきて、水や銀のような月光は珏山周辺の山、林、水、石を全部照らしました。しかも珏山の双峰は薄い月色に包み、絶美の形勝を描き出し、もやもやぼんやりとしている天宮と似ています。これは歴代では詠嘆された晋城名勝「珏山吐月」であり、「双峰捧月」とも呼ばれています。

4、孔子の帰り
　　　
伝説：

孔子が列国を周游するうちに道教を伝授して講義しました。鄭国での伝授を終わた後に、車を乗って真っ直ぐに晋へ行きました。同時に随行している弟子が晋国辺境天井関下の一つの山村（今の山西省沢州県晋廟鋪鎮境内）を通るときに、子供は石で城を建っていて遊びまして、道が譲れませんでした。その中項橐という子供が「車が城を回るべきだが、城が車に道を譲れる道理がない」という理由が孔子が困らせました。項橐が幼くても頭がとてもいいと孔子が思っていました。それから、孔子が子供を先生にお願いて、その石城を回りました。天井関に至って、クルミを銜えているリスが会って、リスが孔子の前に来ておじぎをして鳴っていました。孔子が晋国の子供がそんなに賢い、動物さえ礼が分かるのを見ると、感動されました。南へ帰りました。今の天井関村には当年の車の跡がまだ残っています。後人が孔子を記念するために村の南東に文廟を建てました。（史書によって、当廟は東漢時期、孔子第１９代の孫孔昱が洛陽にいる時に建った）「孔子回車之轍」の石碑や亭が建ています。また、星轺驿を欄車村になりました。従って、孔子の帰りは晋城の有名な景観の一つになりました。

5、女娲が天を補い

伝説：

女娲は中国古伝伝説の女神です。伏羲の妹と言われ、人の首と蛇の尾を持っています。五色石を煉り天を補います、土で人間を作り、嫁ぎの礼を発明し、人間の命を延長させ、世の万物に幸せをもたらしました。女娲は中華民族の母、優しくて人間を作り、我々を天災から逃げさせ、民間で長いあいだ崇拝された女神です。彼女は通力を持って、毎日70種以上の物を作れます。

　　　
太古の時代では、水の神共工と火の神祝融は喧嘩して、殴り合いました。最後共工は負け、腹を立てながら西の不周山にぶつかりました。しかし、不周山は天を支持する柱で、ぶつかられた後天が倒れて、大きな穴を出てきまして、大地がひび割れにはまって、森林が燃えて、洪水が地底から噴き出し、野獣も人を侵入し、人間は前例のない大災難を直面しています。

　　　
女娲はこんな惨状を見て、すごく苦しくて、天を補うことを決め、災難を終わらせることを決めました。彼女は各種の五色石を選んで、火をつけて石を溶解させ、石の水で天の穴を補いました。それで大きな亀の四つ足を殺して、その足を柱にして倒れた天を支えました。また、女娲は人を損なう黒龍を殺して、野獣を制服しました。洪水を治めるために、彼女は草を集めて灰に焼かして、洪水を塞ぎました。
　　　
　　　

女娲の苦労で、天は補われ、地は平坦られ、水は止まられ、野獣はなくなって、人間はまた幸せな生活を始めました。空に虹が現す時、それは偉い女娲が天を補う石の色です。

6、碁の起源の伝説

箕子は商朝末期の貴族、商紂王の叔父さん、微子、比幹と同様に有名で、「殷末三賢」と呼ばれました。

商紂王は性格が怪しく、暴虐して、毎日酒に酔って、金を浪費しました。紂王の叔父である箕子はこれを見て、工夫して忠告するが、逆に拘禁され、奴隷に貶めります。

成湯が作られた600年あるの天下が紂王の手で失うことを見た箕子は、心が痛くて、機会に乗じて髪を切って精神障害のある様子を装って、毎日「箕子操」を歌って心の悲しみを晴らしました。その後、周武王は紂王を殺して、箕子は乱れに乗じて陵川へ隠居に行きました。

箕子は陵の碁山で、自然の黒白石で占いをして、天象を観察して、知らないうちに碁を発明してました。それでよく生徒と勝負しました。

ある日、人材を求める周武王が太行へ行きました。陵川で箕子を見つけて治国の道理を聞きたいでした。箕子が夏禹の「洪範九疇」を教えたら、武王が聞いて敬服が感じました。箕子が国を管理しように出仕させました。箕子が周武王に断りました。武王が離れた後に、さそくに一隊の弟子や商の子孫を連れて陵川の東へ行きました。それから、陵川で箕子に関する伝説が残っています。棋子山も「謀棋山」と称されました。

箕子が朝鮮に着いた後に、部屋を建ち、田を耕作し、蚕を育って布を編み、陶を焼き、竹を編むという生活を過ごすそうです。人々の論争を避けて解決しように八種の簡単な法律が行われました。そして、中国の文化を普及させて、囲碁を宣伝しました。